小さな昆虫が放つ幻想的な光ー「ホタル」そんな光を楽しめるのも1年のうちわずかな間。
忙しい日々を送っていると、つい見過ごしてしまいがちです。一年に一度のチャンスを逃すのは悔しいですよね。
そこで紹介したいのが岐阜県内のホタルのスポット。水が綺麗な岐阜県には、多くのホタルスポットがあります。
その中で見頃が異なるスポットを厳選したので、この記事を読めば、ホタルの美しい光を見逃さずに楽しめること間違いなし。
わずか数分で読める内容ですので、ぜひ最後まで読んでいただきホタルでしか味わえない幻想的な光を楽しみましょう。
ホタルの時期は?岐阜のスポットを紹介!ー本巣市のほたる公園
名前のとおり、ほたるが鑑賞できる公園です。このスポットの特徴は、長い距離を散歩しながらホタルの光を楽しめる点です。
本巣市ホタル公園から本巣市民スポーツプラザまで伸びる約1.5Kmにも及ぶ舗装された歩道から「源氏ボタル」を鑑賞できるので飽きずに楽しめるでしょう。
また公園内の東屋で休みながらホタル鑑賞ができるのもいいところ。
公園には10台程度の駐車場がありますが、本巣市民スポーツプラザの前には広大な駐車場があるので、駐車場で心配する必要はありません。
車でも安心して行けます。
住所 | 岐阜県本巣市曽井中島1117−8 |
見頃な時期 | 5月中旬過ぎ〜6月上旬ころ |
見頃な時間帯 | 19時30分〜21時30分 |
ホタルの時期は?岐阜のスポットを紹介!ー神洞ほたるの里公園
神洞ってどう読むのって思う方は多いのではないでしょうか。神洞は「かんぼら」と読みます。
この公園の特徴は、毎年公園の川辺でたくさんの「源氏ボタル」が楽しめるのですが、実はそれだけではありません。
なんと無料でキャンプもできる公園なのです。ほたるの時期にキャンプに来れば、キャンプだけでなくホタル鑑賞も楽しめます。
時期があえば最高の思い出になること間違いなしですね。
ただし一つ注意点があります。それは、炊事場に蛇口がないこと。つまり水がないのです。
なので各自水を十分に確保してからキャンプに臨みましょう。
また駐車場は20台ほどあります。
最近はキャンプブームでもあるので、この機会にキャンプデビューしてみるのもいいでしょう。
住所 | 岐阜県美濃市神洞191 |
見頃な時期 | 6月中旬〜6月下旬 |
見頃な時間帯 | 20時ころ |
ホタルの時期は?岐阜のスポットを紹介!ー寺尾地区
岐阜県関市内の寺尾地区は、他のスポットに比べると長い期間「源氏ボタル」を楽しめます。
その理由は、寺尾地区を流れる川の本流と支流の水温の差が高いことが影響していると言われています。
ホタルの見頃は7月ころです。
他のスポットよりも遅めなので、うっかり見逃しそうになったらまず寺尾地区をチェックしてみましょう。
まだ間に合う可能性がありますよ。ちなみに時期によって鑑賞ポイントが違います。
6月下旬は「喫茶花ノ木」の周辺。7月は「ホタル公園」の周辺で鑑賞できます。
駐車場は「喫茶花ノ木」に10台、公民館に6台、寺尾小学校に54台のスペースがあります。
住所 | 岐阜県関市武芸川町谷口字寺尾 |
見頃な時期 | 6月下旬〜7月中旬 |
見頃な時間帯 | 20時〜21時 |
ホタルの時期は?岐阜のスポットを紹介!ー明星輪寺
最後に紹介しておきたいのが、明星輪寺。
このスポットの最大の特徴は、大垣市の指定天然記念物に登録されている「ヒメボタル」が鑑賞できる点です。
「源氏ボタル」は尾を引くように発光するのに対し、「ヒメボタル」は細かく点滅に発光する特徴があります。
ぜひ一度は見ておきたいホタルですが、実はこのスポットは夜間の立ち入りが禁止されています。
じゃあどうやって見るのかというと、年に2回鑑賞会が行われるのでその日に行って鑑賞しましょう。
そしてこの明星輪寺は山にあるので、車で行くことになるのですが、明星輪寺付近の駐車場は20時ころには満車になります。
それ以降は誘導員に従って山の中腹辺りの駐車場を案内されるので、そこからは歩いて登らなければなりません。
そしてもう1つ注意点。
明星輪寺付近の道路は深夜の1時30分までは車両の通行規制を行うので、もしその時間までに帰る予定であれば最初から山の中腹に車を駐車しておく必要があります。
鑑賞までに色々大変ですが、それだけ苦労した甲斐がある幻想的な光の世界を味わうことができるので、ぜひ1度は行ってみましょう。
ちなみに、観察会以外にハガキでの応募による写真撮影会も行われます。
観察会や写真撮影会の詳細は公式サイトで確認を。
ホタルの時期は?岐阜のスポットを紹介!ー見やすい時間や注意点についても!
ここまで岐阜県内のホタルのスポットを厳選して紹介してきました。
ここからは、そんなホタルの幻想的な光を楽しめる時間帯やホタルを鑑賞する際の注意点について紹介していきます。
ホタルの見やすい時間帯は?
夜空を光りながら舞うホタルのほとんどがオスのホタルです。そのオスのホタルは一晩に3回飛び回ると言われています。
- 1回目 19時〜21時
- 2回目 23時
- 3回目 午前2時前後
このような時間帯に飛び回るのですが、その中で最も活発に飛び回るのは1回目の19時〜21時になります。
ですので、この時間帯をめがけて鑑賞すればたくさんのホタルの光を楽しめる可能性が高くなります。
幸運にもそこまで遅い時間帯ではないので、子連れの家族でも十分に楽しめるでしょう。
ホタルを鑑賞する際の注意点は?
ホタルは、地元住民によるホタルを守る会の保護活動によって鑑賞できるようになったスポットが多くあります。
そういった方々の努力の結果、ホタルの綺麗な光を鑑賞できるようになっています。
そのことを絶対に忘れず、鑑賞する際のマナーを理解しておきましょう。
薄手の羽織るものを準備する
蚊に刺されるのを防ごうと虫除けスプレーをつけると、デリケートなホタルを弱らせることになります。
ホタルの輝きをずっと継承していくために、虫除けスプレーは使わずに長袖の服を準備してホタルを守りましょう。
暗闇の中の移動に懐中電灯
ホタルは暗闇の中で活動する生き物です。
明るいライトなどがあるとホタルは飛ばなくなり、結果的にホタルの光を楽しめなくなってしまいます。
とはいえ、真っ暗闇の中での移動は、足元が見えず危険。
その対策として懐中電灯を使います。
鑑賞場所に着いたら懐中電灯は消灯し、暗闇の中の幻想的なホタルの光を楽しみましょう。
ゴミ袋を持参
なんだかんだ言って必要になるのがゴミ袋。
ちょっとしたゴミが出た時に、ゴミ袋がないととても困ります。
まさかその辺にポイ捨てすることはないと思いますが、ゴミ袋を持参することで、意識の向上にもつながりますので、ぜひ持参しましょう。
大きな声を出したり騒いだりしない
何度も言っていますが、ホタルはデリケートな生き物です。
大声を出したり騒いだりすると、ホタルもびっくりしてしまい飛び回らなくなってしまいます。
綺麗な光にテンションが上がる気持ちは分かりますが、グッとこらえて静かに見守りましょう。
スマホは使わない
ホタルの光をスマホで撮影したい気持ちは分かりますが、スマホの内蔵カメラでは暗闇の中のホタルの光を撮影するのは難しいです。
むしろそのスマホの光がホタルを驚かせたり、ホタルの光を見えにくくする要因になってしまうので、スマホは使わないようにしましょう。
どうしても写真を取りたければ、初めからカメラを準備し、ピント合わせは事前に済ませておくなどの対策をして、迷惑がかからないようにしましょう。
ホタルの時期は?岐阜のスポットを紹介!まとめ
この記事ではなるべく長い期間、ホタルが見られるようにスポットを厳選してお伝えしてきました。
ここまで読んでいただければ事前準備はバッチリです。
ホタルの美しい光の鑑賞は、多くの方々の努力によって支えられています。なので鑑賞する際のマナーは厳守して、気持ちよくホタルを鑑賞しましょう。
蛍が生息している地域は自然がいっぱいです。どうしても虫がいます。蚊に刺されも普段より多くなるのは必須ですので虫除けを準備していきましょう。
ご紹介の虫除けはアプリコットでとってもいい匂い!オススメですよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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